東京都本部委員長:福田実
新年を迎え如何お過ごしでしょうか?オミクロン株の出現も有り、当面、新型コロナウイルス禍での闘いになります。
今年、東京都本部は、2月13日告示の日野市議選(奥野倫子予定候補)の勝利に向けて闘います。
そして夏7月の参院選に臨みます。東京都本部は全国比例と東京選挙区で闘う準備を進めています。双方とも、社民党・緑の党グリーンズジャパン・無所属革新議員・学識経験者等との「共同候補」「共同の闘い」に全力を上げ、念願の「国政復帰」を目指す決意です。
政権の「戦争する国へ、軍備拡大」「真実の隠ぺいと利権政治」は安倍政権の継続です。いま、力を入れるべきは格差と貧困層の拡大をただすことです。例えば、年間収入1位の孫正義氏は1年間で195億4200万円。上位10位迄の年間平均収入は48億4500万円。他方、民間正規平均給与は496万円(男550万、女384万)、非正規は176万円(男228万、女153万)、付け加えれば個人事業所の平均収入250万円(男306万、女223万)です。
上位10人の年間平均収入は正規労働者の977年分、非正規の2753年分とほぼ同額です。途方もない巨額の収入の大元は多数の勤労者からの搾取の上に成り立ちます。ですから、勤労者と支える家族は巨額の富を取り戻す権利があります。
コロナ禍で食料や住宅困窮者がクローズアップされました。非正規労働者の平均給与176万円、一人親家庭の相対的貧困率約5割、内部留保484兆3648億円等の数字を見る時、私たちが目指す社会は「全ての人の幸せを担保する社会保障」と、それを支える税制の「応能負担」を徹底することと決意致しています。
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